ご挨拶

九州大学は、創立100周年を迎えた2011年に、新たな百年に向けて「自律的に改革を続け、教育の質を国際的に保証するとともに、常に未来の課題に挑戦する活力に満ちた最高水準の研究教育拠点となる」ことを基本理念としました。また「躍進百大」、すなわち、すべての分野において世界のトップ百大学に躍進するというスローガンを掲げました。

文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業は、我が国の大学の研究・教育の国際競争力の強化と国際通用性のある体制づくりを目指すもので、九州大学はタイプA(トップ型)に採択されました。タイプAの採択大学には世界大学ランキングトップ100を目指すことが求められており、本学のスローガン「躍進百大」と一致するものです。

九州大学は、教育・研究・診療において世界を牽引し、さらに飛躍していくことを目指します。 総長 平成30年度に移転完了を目指す伊都の新キャンパスに知の世界的拠点を形成し、日本を代表する基幹総合大学として、都市とともに栄え、市民の誇りと頼りになる大学として、発展し続けます。

世紀を超え、大学を取り巻く国内外の環境は大きく変化してきています。その中で、本学は、さまざまな時代の要請に応えながらも、自らの理念や方向性を明確にしつつ歩を進めてきました。九州大学は、これからも常に未来の課題に挑戦する大学であり続けます。

九州大学総長
久保 千春

九州大学のSGU事業は「戦略的改革で未来へ進化するトップグローバル研究・教育拠点創成」を構想名としています。この英語名“Strategic Hub Area for top-global Research and Education, Kyushu University”の頭文字をとって、本学のSGUをSHARE-Qと名付けました。そこでは3つの柱をグローバル化戦略のコアとしています。第一は本学の学術分野の多様性を活かした国際連携(多面性)、第二はこれまでのアジア戦略の成果に立脚した世界展開(発展性)、第三は研究型総合大学として学部-大学院を通じた教員の層の厚さ(重層性)です。

今後10年間、本学は研究の国際化・教育の国際化・ガバナンス改革をSHARE-Qに集約し、さまざまな取り組みを進めていきます。 これらの活動を世界に戦略的に発信するレピュテーション・マネジメントにも力を注ぎ、その結果として、様々なシェアが相乗的協働効果を生み出すグローバルハブキャンパスを形成することを目指します。

国際社会における研究と教育の拠点を目指して積極的な戦略的改革を行い、国際都市・福岡で進化を続ける「世界の九州大学」にご期待ください。

九州大学 副学長
(スーパーグローバル担当)
緒方 一夫